経済産業省白熱電球中止計画

経済産業省による白熱電球製造販売中止計画についての要綱をまとめました。わかりやすく書いてあるので、白熱電球について知っておくといいでしょう。数年後までのことなので他人ごとではないですよ。

スポンサードリンク

経済産業省白熱電球製造販売中止計画が、2008年4月に発表されました。
甘利明経済産業相が、北海道洞爺湖町で開かれた地球温暖化問題をテーマにした集会の場で、4年後の2012年までに電力消費量の多い白熱電球の製造、販売を中止して、電球形蛍光灯などに切り替える方針を示しました。
現在、家庭用照明器具の約16%が白熱電球です。経済産業省白熱電球製造販売中止計画が実現されると、地球温暖化の最大の要因と考えられている二酸化炭素排出量を、年間約200万t削減される見込みです。
電球形蛍光灯は30年ほど前に登場しましたが、当時は、サイズが大きく、実用的ではありませんでした。現在は改良が重ねられ、白熱球と同じサイズのものも登場してきています。
頻繁に点灯と消灯を繰り返す場所に使用すると寿命が低下しやすい、設置直後は明度がよくない、などの欠点があります。単価が白熱灯の10倍近く高価なことから、普及率は50%程度にとどまっています。しかし、電気エネルギーを効率よく光に変換することができるので、消費電力を5分の1にまで抑えることができます。また、白熱球の寿命が約1000時間なのに対して、電球形蛍光灯は約6000時間と、寿命が長いので、初期設定が多少高くつきますが、長い目でみると、コスト的にも電球形蛍光灯のほうが優れているといえます。経済産業省白熱電球製造販売中止計画は、消費電力が減少すると、二酸化炭素の排出量を抑えるともに、電気量の削減できる。さらに寿命が長いので取替回数を減らすことができ、電球の量も減るので、材料費、輸送費などによる二酸化炭素の削減につながります。地球温暖化の防止に貢献できるだけではなく、コストを削減することもできます。
経済産業省白熱電球製造販売中止計画を進めるために経済産業省は、松下電器産業代表取締役会長の中村邦夫氏が代表の省エネ家電普及促進フォーラム内に、照明器具専門分科会を設置しました。白熱球規制は、単なる努力目標ではなく、基準を満たさない企業には罰金などの厳しい措置を行う予定です。
東芝は、経済産業省白熱電球製造販売中止計画を受けて、2010年までに白熱球の製造を停止する方針です。夏には寿命が1万2000時間で、さらに消費電力を抑えた電球形蛍光灯を発表する予定です。これからもさらに性能の高い製品の開発を行う計画です。
白熱球の代替品として、電球形蛍光灯のほかにハロゲンランプや発光ダイオードなども注目されており、松下電工では、すでに寿命が白熱球の8倍ある発光ダイオード照明灯を販売されています。