ホクロと言って、それが何か、具体的なイメージの浮かばない人はほとんどいないだろう。だが、ちょっと考えてみてほしい。ホクロとは、そもそも何なのか?そう訊かれたとき、あなたは答えられるだろうか。
正しくは、「色素細胞母斑」と呼ばれるものだ。誤解を恐れずに言えば、これは皮膚の病気である。ただ、病気というのはもともとの状態からの変異という意味であって、必ず治療が必要であるというわけではない(しかし、検査に行ってみれば実は皮膚癌だったという話はいくらでもあるので、心配な人は、一度病院へ行ってみるといいだろう)。
さて、ではホクロとは結局何なのか。それは、皮膚の中の色素細胞が何らかの要素によって主要化し、皮膚の表面から見える形でできた「良性」腫瘍である。つまり、平たく言えばできものの一種ということだ。
ホクロは良性腫瘍とはいえ、顔の目立った場所にあまりにも大きなものがあれば、切除を考える人もいるだろう。ここでは、そういった人のために、切除のしかたを紹介したい。
まず、先ほど述べたように悪性腫瘍の可能性もあるので、一番はじめに必要なのは病院に行くことだろう。そして切除を希望する旨を伝える。美容整形外科や美容皮膚科を訪ねてみるといい。
では、切除にはどんな方法があるのだろう。ひとつづつ見ていく。
・切除法合法
この切除法は、比較的大きなホクロを取る際に用いられる。完全に取りきれるが、わずかに傷跡が残る。メイクでごまかせる程度ではあるが。
・くりぬき法
ホクロの形にそって皮膚をくり抜く切除法。治るまでに時間がかかり、傷跡がへこむこともあるが、小さなホクロを完全に取り去りたいときには有効。
・炭酸ガスレーザー
レーザーを使うくりぬき法と言える。だが、それよりも出血や傷跡が少なく、治りやすい。唯一の欠点は、もし悪性腫瘍である心配があるとき、それを確かめられないことである。また、大きなものには使えない。
・スイッチレーザー
炭酸ガスよりもさらに治りが早く、出血もない。美容整形外科などでは一般的な方法である。ただ、平坦で小さなホクロにしか使えない。
・電気メス
くりぬき法を電気メスで行うようなもの。ただ、傷の治りは比較的早い。